最近はどの企業も就活の面接をweb(オンライン)で行っていますね。
今後、就活生は皆、一度は経験することになると思います。
対面の面接だと実際にすぐ目の前に面接官がいるのでカンペを使うという考えにならないと思います。
しかし、web面接なら画面に映るものの範囲も限られてくるため、カンペを使って話すことも物理的には可能です。
こんな方におすすめ
- WEB面接でカンペは使っていいの?
- WEB面接でカンペはバレるの?
- WEB面接で質問に詰まってしまうかもしれない
- 志望動機や自己PRが急にとんでしまうかもしれない
- カンペを置く位置や作り方のコツはある?
果たしてweb面接でカンペを使うのはアリなのでしょうか?
また、カンペを使うとしたら置く位置や作り方のコツはあるのでしょうか?
web面接なら画面上だし、最悪カンペを使っていてもバレないでしょと思っている方は、ぜひこの記事をご覧ください。
web面接(オンライン面接)でカンペを使っているのはバレている?
実は、web面接で就活生がカンペを使って質問に答えているかどうか、面接官はわかっています。
実際に現役採用担当である筆者がカンペを使うとバレる理由をこの記事でお伝えします。
この記事を読むと、カンペを使わず自分の言葉で質問の回答をすることの大切さがわかるでしょう。
web面接でカンペを使うとバレる理由
web面接でカンペはバレないだろうと楽をしたくなる気持ちは分かりますが、実はカンペを見ていることは面接官からしたら一目瞭然です…
カンペがバレる理由
- カンペを追う目の動きが不自然
- 質問によって回答の仕方(スピードや熱量)が変わる
- 会話にどこか違和感がある
- 感情や熱意が伝わりにくい
また、そもそも対面ではカンペを使うという考えに至らなかったと思います。
対面でカンペを使わない理由
- 面接官に準備していないと思われる
- 面接官に入社意欲が伝わらない
- 面接官に対して失礼
面接はwebでも対面でも変わらずに臨んでほしいと思います。
面接は志望企業に自分の入社熱意を伝える機会であることはwebでも対面面接でも同じです。
web面接ではカンペを追う目の動きが不自然
普通はPC等のカメラを見て面接をすると思います。
しかし、カンペを見ながらだとどうしても目線がずれてしまいます。
特にカンペの文字を追っている目線って実はすごくよく相手に伝わります。
面接官には一発でカンペを見ていることが分かってしまいます。
注意
学生の面接をしていると、多少目が泳いでいるだけでも、面接官からするとすごく不自然で、何か目線の先に置いてあるのではないかとどうしても疑ってしまいます。
なるべくカメラを見て笑顔で穏やかにはきはきと答えましょう。
カンペを使うと質問によって回答の仕方(スピードや熱量)が変わる
カンペを用意してある質問に対しては、機械のようにスムーズに回答できると思います。
しかし、想定外の質問が来ると一気にトーンダウンし、まるで別人のように不自然に思われてしまいます。
また、カンペを読んでいると、一生懸命考えている時と表情も変わりますし、淡々と話してしまうため質問によって熱量が変わってしまうように思います。
カンペを使うと会話にどこか違和感がある
カンペを読んでいる雰囲気を出さないようにすればするほど、どこかたどたどしくなってしまいます。
面接官にもどこか普通じゃないなと思われ、集中していない印象を与えることもあります。
面接では面接官の表情や反応を見ながらコミュニケーションをとっていくことも大切で、それができれば面接官にもしっかりと会話ができていると伝わります。
カンペを使うと感情や熱意が伝わりにくい
あまりにもすらすらと話しているとどうしても感情や熱意が伝わりにくいです。
一生懸命さが足りないと感じてしまいます。
こんな理由で落とされるのは非常にもったいないですよね。
本当に入りたい企業ならカンペに頼るなんてやめ、熱意をぶつけましょう。
このように何人もの面接官をやってきた人には必ずカンペはバレますのでカンペは使わないようにしましょう。
web面接でカンペは意味をなさない
カンペを使いたいと思う人は、面接で詰まらずスムーズに回答ができないといけないと思っているのではないかと思います。
しかし、この考え方は大間違いです。
面接ではスムーズに回答ができたら合格というわけではありません。
実際に面接官が学生のどんなところを見ているのかをお伝えします。
ポイント
- 質問に適切に回答できているか
- しっかりと考えて自分の言葉で話しているか
- どんな人間性を持った人なのか
- 熱意があり、素直で感情が豊かか
面接官
面接官はすらすら詰まらず質問に答えてくれる学生を評価したいわけではありません。
むしろ、機械のように一言一句すらすら話されると、違和感を感じるしコミュニケーションが取りにくそうとマイナスの印象を与えてしまいます。
また、よく面接官から聞く声は、下記の通りです。
面接官
今の学生は面接練習めっちゃしてるね~。
みんな同じことしか言わないし、準備しすぎてて面白くないなぁ…
面接官は質問に対して、1つ1つしっかりと考えて自分の言葉でどのように表しているかを見ているので、一生懸命自分の思いをぶつければ大丈夫です。
ここまで来ると、もうカンペの必要性はありませんよね。
カンペを使うくらいなら詰まってもいいから自分の言葉で回答しましょう。
いきなり上手く自分の言葉で回答するのは難易度が高いので、まずは面接練習を繰り返ししていきましょう。
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どうしてもweb面接でカンペを使いたい時の作り方や置く位置は?
カンペは使わない方がいいと言っても、どうしても不安で安心材料としてカンペを使いたいと思った人は、以下の2点を必ず守りカンペを使いましょう。
要点やキーワードを書いた簡単なカンペを作る
文章を丸写しではなく、言いたいことをまとめた要点やキーワードのみをカンペとして書きましょう。
小さな付箋メモにキーワードを書き、パソコン画面のカメラ付近に貼っておきましょう。
そうすればカンペを読んでいる雰囲気が出ることはなく、自然に回答ができているように見せることができます。
キーワードをもとに、その場で自分の言葉を使って文章を考え、話せればOKです。
キーワードだけでは文章が思い出せないという方は、キーワードだけを用意した回答の練習をする必要があるかもしれませんね。
カンペの位置はカメラのレンズのすぐ後ろに外れないように置く
カンペがカメラ付近にないと、目線がずれて不自然になります。
また、万が一カンペが外れてしまうなんてことがないようにしっかりとカンペを固定しておきましょう。
なるべくカンペを見なくても答えられるように、自分の考えを整理し練習をしておきましょう。
まとめ
対面の面接ではカンペを使おうなんて考えなかったですよね。
対面の面接でやらないことはweb面接でもやってはいけません。
同じ条件でしっかりと自分の思いや考えを面接官に自分の言葉で伝えましょう。
一生懸命話せばきっと面接官にも伝わります。
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