2023卒採用が6月から本格的にスタートしましたね。
今年も引き続き、各企業web(オンライン)での採用活動が目立っていますね。
2023卒の就活生もweb(オンライン)就活世代ですね。
就活をしていく中で、選考が始まる前も始まった後も避けては通れない「グループディスカッション」に悩まれる方は多いのではないでしょうか?
特にweb(オンライン)だと余計にどう参加するのがベストなのか悩みますよね。
今年はオンライン上で採用担当として学生のグループディスカッションの様子をずっと見ていましたが、やっぱり「コツ」がありますね。
正直web(オンライン)はグループディスカッションですごく差がつくと思います。
今回は筆者が実際にグループディスカッションを目の前で見ていて感じたことをご紹介します。
こんな方におすすめ
- グループディスカッションがただでさえ苦手なのにオンライン上で上手くできるか心配
- オンラインならではのコツや注意すべき点が何か分からない
もしこれからグループディスカッションを控えている方がいましたら、絶対に読んでください。
グループディスカッションのコツを1つでも知ることで、印象が大きく変わり、自信も持てます!
この記事を読んだ後は、他の就活生よりも大きく一歩リードしていますよ。
web(オンライン)グループディスカッションのコツ!絶対気を付けてほしいこと!
オンライングループディスカッション(GD)はコツがあります。
必ず一読し、本番は意識して取り組むだけで印象がぐんっと上がります。
キーになるポイントは大きく3つあります!
ポイント
- 目線
- 表情
- 発言
それでは一つずつ見ていきましょう。
オンライングループディスカッションのコツ①目線
目線は非常に大切です。
ほとんどの学生が画面を見てしまうので、企業側は目線が下がった状態しか見ることができません。
目線が下がると、
- 目を閉じているように見える
- つまらなさそう
- やる気がなさそう
と思われてしまいます。
また、顔がはっきり見えないため、企業側の記憶にも残りにくいです。
逆に、わずかな学生がカメラを見て話しているので、表情もよく見えますし、印象も明るく感じ、かなり良い記憶に残ります。
ココがポイント
企業はグループディスカッションで人物評価をしています。
評価をする際は、グループディスカッションの様子を思い出しながら、評価するため、厳しいことを言いますが、印象に残っていないと、選考通過の候補にすらなりません。
オンライングループディスカッションのコツ②表情
次に表情です。
画面越しだとどうしても雰囲気がつかみにくくなってしまいます。
企業はどこを見て雰囲気を判断するかというと、表情になります。
表情が豊かだと、必然的に良い印象を与えます。
真顔だとオンライン上では、怒っているように見えてしまったり、暗い雰囲気の人だと思われてしまいます。
オンラインでは、にこっと口角を上げてうなずくだけでかなり好印象になります。
ココがポイント
オンライングループディスカッションだけでなく、会社説明会などで人事の会社紹介を聞いている時もかなり表情やうなずきが大切になります。
誰がしっかり聞いてくれているかというのを人事は意識し、学生一人一人の様子を見ながら話していますよ。
オンライングループディスカッションのコツ③発言
3つ目は、発言です。
オンラインでは、発言していたかどうかが分かりにくいのが特徴になります。
1度や2度発言した程度では、全く印象に残りません。
いくら論理的で的確な発言をしていても、1.2回では、消極的でおとなしい学生だと思われてしまいます。
発言内容ももちろん大切ですが、まずは印象付けることも大前提としてあるので、意識してみてください。
また、同調し、うなずくことも大切ですが、一見参加しているように見えるだけで、実際は口数が少なく、何も話していないと思われてしまうので、注意が必要です。
もし、同調するなら、
- 「いいですね、そういうのもありますよね」
- 「なるほど、良い考えですね。みなさんどうでしょうか」
など、同調の言葉もしっかり発言しましょう。
オンライングループディスカッションの役割で気を付けること
次は、オンライン(web)ディスカッションの役割についてです。
やっぱり司会が有利なの?
就活生の皆さんはグループディスカッションでは司会が一番評価が高くなると思っていませんか?
実はそうとも限りません。
はっきり言うと、司会が得意なら絶対に司会をやるべきです。
逆に、司会に苦手意識があるなら絶対に司会をやらないでください。
そういう方は他の役割に回ってください。
司会はグループ全体を引っ張っていくリーダーシップがある方と司会が苦手な人とでは雲泥の差が出てしまいます。
司会の役割
- ディスカッションの進行役
- グループの意見をゴールまでにまとめる
- テーマからそれないように軌道修正・論点整理
司会はディスカッションのキーマンとなり、責任者的位置づけだと思ってください。
司会が得意な方は、確かに非常に評価は高くなります。
しかし、苦手な方が司会をすると、
- メンバーが混乱
- 最悪の場合議論が進まない
- 意見がゴールまでまとまらない
- タイムオーバー
という事態が起きてしまいます。
実際に、先日グループディスカッションを見ていて、司会が苦手な方が自ら司会をしていました。
おそらく司会をやると評価が高いと思っていたのだと思いますが。
苦手な方は自分の進むべき道が瞬時に描けなかったり、言葉で上手く表現するのが苦手だったりするので、他のメンバーを混乱させ、時間もオーバーしてしまっていました。
これでは、せっかく司会に挑戦したのに逆効果になってしまいます。
ココがポイント
グループディスカッションでは、自分の得意な役割を担当することがベスト
オンラインでは書記は穴場?!
書記は存在感がないと思われがちですが…
実はオンラインにおいて書記は穴場です。
書記は口数が少なくなりがちですが、口数が多ければかなりプラス点になります。
また、メンバーの意見をまとめていくため、必ず口頭でのやり取りが生じます。
ここでハキハキ的確に話をするだけで高得点が狙えます。
難しい意見を言っていなくても、まとめながら適度に発言することで印象付けもできます。
役割関係なく面接官が見ているところ
上記では役割の説明をしてきましたが、役割関係なく、面接官がグループディスカッションで見ている点を紹介します。
積極性
グループディスカッションは一般的に1時間前後と時間が決められています。
その中で、いかに面接官に良い印象を与えられるかがカギになってきます。
ただ参加しているだけでなく、積極的に発言をするようにしましょう。
グループディスカッション中はどうしても発言している人に注目が行ってしまいます。
発言が苦手という方も、自分の意見をまとめて周りの学生に負けず、積極的に自分をアピールしましょう。
協調性
積極的に発言をして自分をアピールしていくことは大切ですが、自分が発言することに夢中になって周りが見えなくなるのは大問題です。
対策方法としては、自分が発言した後、
「皆さんはどう思いますか?」
などとほかの学生にも問いかけてみてください。
この一言だけで、自分の意見もしっかり言えて、ほかの学生への配慮もしっかりできる協調性のある学生だと高評価をもらえます。
そのほかには、ほかの学生が話しているときは、ただ聞いているだけでなく、相槌を打ったり、発言者の方をしっかりと向いたり、リアクションを取ることを心がけてください。
これらができればかなりポイントUPになります。
その他にもオンラインでの注意点はたくさんあります。
↓就活でオンライン時の服装自由はどんな服がベスト?採用担当が注意点も解説!
https://rinecafeta.com/online-clothes-free
まとめ
グループディスカッションは対面よりも、細かいところまで面接官に見られているということを意識してください。
常にどこからでも見られていると思ってくださいね。
対面だと、企業側は学生の前でメモを取ったり企業担当同士で話したりできませんが、オンラインでは、ミュート機能やカメラOFF機能があるため、裏側で何が行われているか…なんとなくわかりますよね。
ディスカッション中にあくびをする、ぼーっとすることがないように注意してくださいね。
あくびをした時点で落ちたと思ってくださいね。
自分の性格を良く分析し、得意な部分で自分をアピールしてください。
グループディスカッションが苦手な方向け
キャリアチケットには就活セミナーが多数あり、グループディスカッションの練習ができます!