就活の選考が始まると、面接日と授業やほかの企業の面接日程が被ることがあると思います。
今回はこのように困っている就活生に向けて、就活の面接が授業と被ってしまった時の対応法について紹介します。
就活で面接の日程変更は選考に影響する?
面接の日程変更は選考に影響しないという記事が多いですが、正直に言うと、日程変更は理由によっては選考に影響しないとは言えません。
面接日程変更の理由が大学の授業関係のとき
大学関係のどうしても欠席できないものがある場合は、選考に影響しないです。
企業も学業を優先してほしいので、大学関係の用事であれば仕方ないと思います。
面接日程変更の理由が他社の面接のとき
他社の先約があって日程が合わない場合は、選考に影響することがあります。
ただ、企業の本音を言うと、優秀で企業が積極的に採用したいと思っている就活生からの日程変更依頼であれば、選考に影響しないこともあります。
就活生では判断できないと思うので、選考に影響することがあると思っておけばOKです。
面接日程が合わない場合の対処法
複数の企業の選考を受けているとよくあるのが面接日程の被りです。
また、大事な授業が面接の日と被ってしまうこともあるでしょう。
ここでは面接日程が被った時の対応をご紹介します。
1.志望度を確かめる
日程が合わない企業の志望度が高いなら、先約の企業の予約を今すぐキャンセルし、志望度の高い企業の面接予約をしましょう。
既に予約している企業の志望度が高ければ、被ってしまった企業の予約は諦めましょう。
2.キャンセル待ちをする
誰かが予約変更をするのを待ちましょう。
就活の予約はクリック戦争です。
また、就活生は次々と他企業の面接が入るので予約の変更をする人も多いです。
就活の時期はメールチェックを欠かさず行い、予約枠の空きが出れば即予約をしましょう。
就活で気をつけるべきことが分からない方は「イロダスサロン」に登録し、キャリア講座やキャリアブックを使って対策をしましょう。
大学の大事な授業と面接が被った場合の対処法
1.大学の教授に相談する
すぐに企業に連絡するのではなく、必ず大学の教授に連絡・相談をしてください。
就活のほうが優先順位が高いため、事情を説明すれば教授も何とか調整してくれることもあります。
なるべく大学優先にしないようにしましょう。
2.企業に相談の連絡をする
大学の教授に確認をして、どうしても大学の方に出なければならない場合は、その旨を企業に伝え、日程調整ができないか相談しましょう。
企業は就活生の本業は学業だと心得ているので、理解してもらえます。
相談する際は、他社と面接日程が被ったと思われないように、必ず具体的な理由を伝えましょう。
他社の面接と被ってどうしても日程調整したい時
どっちの企業も志望度が高くて諦められない場合の最後の手段は、日程調整依頼の理由を「大学関係」にするしかありません。
- 大学のゼミの発表があって単位に関わる
- 教授に相談したけどどうしても欠席できない授業で…
理由は丁寧に伝えて、必ずお詫びをしましょう。
面接の日程調整を依頼する時の手段
基本的にはまず電話で丁寧に日程変更の相談をしましょう。
電話がつながらない場合は、メールで連絡を入れれば大丈夫です。
また、調整してもらった時は必ずメールでお礼をしましょう。
ポイント
日程調整依頼中は必ずすぐに連絡が取れる状態にし、レスポンスを早くしましょう。
企業も面接官との兼ね合いがあるため日程調整は素早く完了させたいものです。
日程変更後の面接当日のマナー
面接当日は、必ず日程変更をしてくれたお礼を直接伝えましょう。
「この度は、私の勝手な都合で面接日程をご調整いただきありがとうございました」
この一言が言えない就活生は意外と多い印象です。
この一言が言えたら印象もかなり良くなります。
まとめ
最後に、企業が面接日程を調整するのは非常に面倒で、採用担当の仕事を増やすことになることを覚えておいてください。
面接官は経験を積んだ役職者であることが多いため、多忙な面接官との時間調整は採用担当からしたらかなりハードルが上がります。
複数の企業を受けていると面接日程のバッティングは多いかもしれませんが、礼儀やマナーを大切にして丁寧に対応をしましょう。