web面接が当たり前になってきた就活では、面着でないからカンペを使っても良いのではないかと思う就活生もいると思います。
実際に採用担当として就活生がweb面接で逆質問をしている様子を見ていて気になったことがあります。
それは、“逆質問になった途端、紙に書いてある質問を読み、回答をメモする”就活生が多いということです。
web面接の逆質問でメモを取ることとカンペを読むことは就活においてNG行動なのでしょうか。
今回は現役採用担当がweb(オンライン)面接の逆質問でメモを取ってもいいかどうかについての紹介をします。
web面接の逆質問はメモを取っていい?
結論、面接中はメモを取ってはいけません。
これは逆質問だから良いという問題ではなく、「面接でメモを取る」という行為自体がNG行為になります。
理由はたくさんありますが、大前提として、基本的にはweb面接だからといって対面面接で許されないことをするのはNGです。
面接でメモを取ってはいけない理由
それでは面接でメモを取ってはいけない理由を見ていきましょう。
面接中にメモを取ってはいけない理由
- 基本は対面の面接と同じ扱い
- メモを取ると時間がかかり面接官を待たせてしまう
- 受け答えがおろそかになる
- ビジネスマナーに欠ける
- 会話が途切れてしまう
- 相手の顔を見て話すことができない
- 少しのことを覚えていられないと思われる
よく、労働条件等の質問ならメモを取ってもいいという記事がありますが、どのような場合も面接中にメモを取るべきではないです。
メモを取るということは、聞いて教えてもらったことを忘れてしまう可能性があるということにもなってしまいます。
面接時間は何時間もあるわけではなく基本的には15~30分で終わるので、そのくらいの短い時間なら終了時まで内容を覚えられるはずです。
また、労働条件や就業規則等は企業HPに一部載っていることもあるため、調べることもできます。
一番やってほしいことは、面接ではなく、会社説明会等の質疑応答で細かいことはクリアにしておくことです。
web面接の逆質問はカンペを見てもいい?
逆質問であっても面接中はカンペを見てはいけません。
対面の時、逆質問の時間になったらカンペを出してカンペを見て質問をする人はいませんよね。
つまり、web面接だからといってカンペを見ながら逆質問をすることは、あり得ないのです。
カンペを見て逆質問をしていると、面接官からはどうしても下記のようなマイナスイメージになってしまいます。
実際に筆者が面接対応をしていると、逆質問になった瞬間、机の上に置いてあるだろう「逆質問カンペ」を見ながら質問をしてくる就活生がたくさんいました。
しかも、堂々と右下を見て読んでいる様子が見て取れるので、驚きました。
逆質問は量が多いわけではないため、面接で聞きたいことはしっかり覚えておきましょう。
面接が苦手な方にオススメ
web面接で逆質問はした方がいいの?
web面接でも対面面接でも逆質問は絶対にするべきです。
採用担当
面接官は逆質問をすることで、最後に就活生の入社意欲、会社への興味、仕事に対する考え方などを判断しています。
大前提として、本当にその企業で働きたいという気持ちが強ければ、たくさん企業研究をしていたとしても、企業のもっと深いところまで聞きたいと思いますよね。
逆質問の有無を聞かれた時に、
- 「うーん…」
- 「そうですね~…」
- 「特にありません」
などと言ってしまうと、志望度が低く、その企業に興味がないと思われてしまいます。
稀にあるのが、準備した逆質問が面接で話をしていく中ですべて解決してしまうケースです。
すぐに新しい質問が思いつかない場合は、何か無理やり取り繕うよりは、
「○○について最後に質問させていただこうと思っていたのですが、先程の○○様とのお話の中で詳しく説明していただけたので解決いたしました。ありがとうございました。」
というように、丁寧に対応をしましょう。
面接時間は限られているため、逆質問はたくさん用意する必要はないので、2~3個は用意してスムーズに質問できるようにしましょう。
関連
あわせて読みたい!web面接に臨む前に絶対確認しておくべき↓
まとめ
面接では基本的にメモやカンペは使ってはいけません。
逆質問だからといってメモやカンペを使うのも言語道断です。
面接はコミュニケーションの場です。
的確に考えてきたことを話すだけがすべてではありません。
面接官と「会話」をするように心がけることが大切です。
▼24卒で面接が上手くいかず悩んでいる就活生には、イロダスサロンがおすすめ▼
イロダスサロンは、講座や教材、面談などが完全無料のキャリアスクールです。面接のアドバイスをアドバイザーにしっかりと教えてもらえます。
→イロダスサロンに無料登録し、面接対策を今すぐ始める