ここ数年で就活の面接方法が大きく変わりましたね。
面接方法は予約の段階からweb面接か対面面接か決められていることが多いです。
しかし、企業によっては、webか対面を学生に選ばせてくれる企業もあります。

今回は、web面接と対面面接で迷った場合の対処方法を現役採用担当がお伝えします。
この記事を最後まで読めば、web面接と対面面接での違いを理解することができ、どちらの面接方法を選ぶべきかヒントが得られます。
web面接か対面面接どっちを選ぶべき?
結論は、対面の面接を選ぶべきです。
ポイント
対面の方が志望度が高いと思ってもらいやすいというのが大きな理由となります。
コミュニケーションも取りやすいため、より自分の雰囲気や人となりを知ってもらえるチャンスにもなります。
webの方が移動時間もお金もかからず楽ですが、企業に入りたいという意欲よりも楽さをとってしまっていると思われてしまうこともあり、プラスのイメージには結びつきにくいです。
本当に行きたい企業なら迷わず対面を選ぶべきです。
企業も、遠いけど面接のために時間をかけて来てくれたんだと嬉しく思います。
webか対面か選べる環境であれば、小さなところからプラスの印象を持ってもらえるように工夫をしていきましょう。
web面接か対面面接で迷った場合の返信方法
webか対面か迷った場合は、企業に判断を任せましょう。
面接方法を学生に選ばせるということはwebと対面両方やることになるため、時間枠などを考えると学生からどちらでもよいと言われると動きやすくて楽な場合もあります。
注意しなければならない点は、単純に「どちらでもよいです」と伝えるだけではダメです。
企業に判断を任せる場合は、親切で丁寧な対応が必要になります。
ココがポイント
両方の面接方式の希望日程を2つ以上、提示すると企業にとって日程が組みやすく、とてもありがたいです。
Webか対面か迷った時は、上記テンプレートのように丁寧に対応すれば、企業に判断をゆだねてしまってもOKです。
また、次項にweb、対面面接のメリット・デメリットをそれぞれ紹介しますので、そちらも参考にしてもらえると良いです。
web面接のメリット5点
交通費がかからない
面接において、交通費を全ての選考ステップで支給してくれる企業はほとんどありません。
そのため、就活における交通費は意外と高いです。
筆者が就活をしていた時も、30社エントリーしてトータル5万円以上は交通費にかかりました。
その点、web面接は交通費がかからないため、エントリーをする企業の幅も広くなり、対面では行けない企業への受験範囲が広がります。
移動時間がかからない
移動時間についても交通費と同じように節約ができます。
家からいくら近い企業だとしても、移動や受付に時間がかかります。
対面だと1日に何社も面接することは不可能ですが、webなら1日に複数の企業の面接を受けることも可能です。
節約できた時間で企業研究や面接練習ができ、十分な対策時間の確保ができます。
日程調整がしやすい
対面だとどうしても家から企業に向かうまでに時間がかかってしまい、面接できる時間が絞られてしまいます。
webであれば、移動がないため、どこからでもすぐに接続ができ、日程調整がしやすくなります。
災害に影響されにくい
対面だと雪や台風、大雨、事故による公共交通機関の遅延などで、面接時間に間に合わないというケースもあります。
Webであれば、自宅から受験することができるため、災害等の影響で面接に遅刻するリスクがありません。
ポイント
雨や雪などで遅刻するリスクがないため、寝坊や忘れていたという理由でweb面接に遅刻することは絶対にあってはいけません。
web面接で遅刻したら不採用になる企業も中にはあります。
感染リスクを下げられる
企業としてもweb面接を行う一番の理由となるのが、感染対策です。
企業、学生双方ともにwebであれば感染リスクを下げられ、安心して受験をすることができます。
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web面接のデメリット
雰囲気(声の抑揚や表情)が伝わりにくい
web面接は画面上でのやりとりになるため、対面と比べどうしても雰囲気が伝わりにくくなってしまいます。
抑揚をつけてゆっくりハキハキと話すことやいつも以上の笑顔で話すことで、雰囲気をやっと伝えることができます。
緊張していると思うので、慣れるまでオーバーリアクションや相づちを意識して面接に臨みましょう。
コミュニケーションがとりにくい
web面接だと通信上、若干のタイムラグが生じることもあるため、会話のテンポがつかみにくかったり、ずれてしまったりとコミュニケーションがとりにくいです。
通信トラブルが起きる可能性がある
web面接ではどうしても接続などの通信トラブルが起きてしまうことがあります。
接続トラブルが合否に直結することはありませんが、途中でトラブルが起きると焦りますよね。
面接前に接続環境チェックをしっかりとしておきましょう。
PCや部屋などの受験環境の準備
web面接にはPC(スマホ)や机、背景などの受験環境の準備をしなければなりません。
万全な対策をしようと思うと、お金も時間もかかってしまいます。
録画機能がある
対面では面接の様子が録画されているということはありませんが、webだと稀に面接を録画している企業もあります。
細かな点も見られている可能性があり、怖いですよね。
Webで最も大切なのは、「丁寧なコミュニケーションを取ること」です。
スムーズなコミュニケーションが難しいからこそ、声の大きさやトーン、表情に気を配り、話すようにしましょう。
対面面接のメリット
次は対面面接のメリットを紹介します。
面接官の細かい表情の変化や空気感を感じやすい
対面だと、実施に目の前で面接官を見ることができるため、面接官の細かい表情の変化や雰囲気を感じることができます。
また、対面であれば、面接会場の空気感も感じやすく、会話のテンポ感もつかむことができます。
職場の雰囲気を感じられる
面接会場のみならず、受付から面接会場までに関わる社員の雰囲気やオフィスの雰囲気を感じることができます。
面接以外でもその企業について肌で感じられる部分なので、職場環境をよく観察しておきましょう。
自分の人柄や雰囲気が面接官に伝わりやすい
面接官の雰囲気を感じやすいということは、自分の雰囲気や人柄も面接官に伝わりやすいです。
会話のテンポや空気感が伝わるため、コミュニケーションがとりやすいです。
web面接でも同じことが言えますが、笑顔で明るくハキハキ自分の考えを伝えましょう。
対面面接のデメリット
次に、対面面接のデメリットを紹介します。
移動時間がかかる
どうしても移動時間がかかってしまいます。
就活期間中はやることがたくさんあり、時間を惜しむことも多いですが、本当に行きたい企業には足を運びましょう。
交通費がかかる
移動時間同様にかかるものが交通費です。
全部の企業が交通費を支払ってくれるわけではないので、金銭的には正直苦しいと思います。
交通費のことも考え、受ける企業の範囲が狭まってしまうのはもったいないですが、調整が必要な時もあるかもしれません。
感染リスクがある
コロナウィルスが流行している現状は、感染リスクがあるのが大きなデメリットです。
いくら将来を決める面接だからと言って、無理して遠くから足を運び、感染してしまっては元も子もありません。
対面で行く場合は、感染対策を小まめにして滞在時間を最小限にしましょう。
まとめ
web面接と対面面接のメリットやデメリットがわかったと思います。
基本的には志望度が高ければ対面面接を選べばよいです。
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